学校日誌 - 20161222のエントリ
第2学期終業式で校長先生から各学年に向けてお話がありました。
3年生は「山登り」というお話です。
3年生は今まさに山登りをしているのかなと思います。それは受験です。受験勉強はなかなかゴールの見えない山登りです。先が見えない不安があり,疲れたり投げ出したりしたくなることもあるでしょう。しかし,投げ出したり引き返したりすることはできません。山登りは,一歩一歩坂を登っていくしかないものです。実はこの一歩一歩はすごく頂上に近付いているものなのです。この冬休みをどう過ごすかが大きな鍵となります。不安は自分だけではありません。みんな一緒です。県芸術祭に向けた合唱練習においても絆が深まったと思います。先生方もみなさんの進路のために必死に頑張っています。「チーム3年」としてがんばってください。
2年生は「種まきと収穫」というお話です。
毎日の勉強や生活は種まきと同じだと思います。種を蒔いたら収穫までには時間差があります。3年生に受験の話をしましたが,「関係ないや。1年後だし」と感じた人はいないでしょうか。それは大きな間違いです。今,自分たちの未来に向かって種まきをして,努力をして,収穫はその後になります。頑張っている最中は,実りは見えません。1年生の頃から地ならし・種まきしているはずです。まだの人はこれからすぐに始めないと間に合いません。努力しない人には実りはありません。もうすぐ3年生です。自分たちが主役となります。がんばってください。
1年生は「場を見る力」という話をします。
二中生としての1年目,ほとんどの行事が終わりました。どうでしたか。また,約束を守ったり,授業中一生懸命勉強しているでしょうか。「1年だからいいや。2・3年になってやればいいや。」これは通用しません。授業にちゃんとついていけましたか。ただ教室にいるのは参加しているのではありません。今のままでいいのか。じっくりと振り返ってほしいと思います。そこがどういう場で,どう振るまうことを求められているのかがわかる人間になってほしいと思います。
最後に,一人一人が考えて行動できる,すばらしい境二中になってほしいと思います。
また,これまで全校合唱の指揮と伴奏を務めた3年生の倉持さんと若本さんが,最後の演奏を担当しました。境二中の全校合唱を無言で引っ張り,すばらしい歌声の原動力となってくれました。これからは2年生に引き継ぎ,後輩の指導に当たります。これまでありがとうございました。