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学校日誌 - 日記・お知らせカテゴリのエントリ
３月１７日（金）家庭教育学級閉級式と１・２年生の授業参観が行われました。
青年海外協力隊員としてモルディブへ出向している鈴木 桂介先生が一時帰国し，１・２年生対象にキャリア教育講演会として，モルディブでの体験を下にお話をいただきました。
境消防署員のみなさまのご指導により，2年生が救命講習会を実施しました。心臓マッサージ，ＡＥＤの使用，人工呼吸などの方法について学ぶことができました。
平成２８年度 境町立境第二中学校 第５９回 卒業証書授与式が行われました。常に進取・挑戦をし続け，新たな伝統を築き上げた81名の二中健児が立派に巣立っていきました。ご卒業おめでとうございます。式の一部をご紹介します。
学校長式辞
卒業証書を授与された八十一名の皆さん，ご卒業おめでとう。心からお祝いいたします。これから，この懐かしい学び舎を巣立つみなさんに，はなむけとして，二つのことばを贈ります。 まず，一つ目は，「夢に向かって，挑戦せよ」。です。幕末の学者であり教育者である，吉田松陰は「夢なきものに理想なし 理想なきものに計画なし 計画なきものに実行なし 実行なきものに成功なし ゆえに，夢なきものに成功なし」と記しています。みなさんは「自分の夢は何か？」と問われたら，何と答えますか。今は，漠然としているかもしれません。しかし，これからの生活の中で，自分の行くべき方向を自分自身でしっかりと見つけ，あきらめずに，夢に向かって歩み続ける人になってください。
二つ目は，「誠実に生きよ」です。誠実とは，「真心を尽くす 嘘をつかない 人を裏切らない」ということです。現在の，価値観が多様化した社会の中で，人々はよいことも悪いことも含めて，社会の影響を受けて生きています。しかし，社会がどうあれ，一人の人間として，誠実な生き方をしてほしいと思うのです。誠実な生き方は，時に損をしたり，窮屈に感じたりすることもあるかもしれません。しかし，堂々と胸を張って，嘘をつかない，人を裏切ることをしない生き方をして欲しいと思います。
最後になりましたが，卒業生の皆さん，「サヨナラは悲しいことばじゃない それぞれの夢へと僕らをつなぐＹＥＬＬ 共に過ごした日々を胸に抱いて飛び立つよ独りで未来(つぎ)の空へ」この歌の歌詞のように，本校を飛び立つ皆さんに，境第二中学校全職員で，心からのエールを送ります。
皆さんの前途に幸多かれと祈り，式辞といたします。
在校生送辞
先輩方とのお別れがこれほど早いとは信じられず，今もなお寂しい気持ちがこみ上げてまいります。生徒主体で練習を積み重ね，最高の演技ができた体育祭。私たちを引っ張っていこうとする姿。優勝に向かって突き進む姿。今でも心に残っています。「輪」のメインテーマのもとに行われたけやき祭。合唱コンクールでの真剣な表情。体育館に響き渡る歌声。どの姿からもクラスの団結力を感じました。
どんな時も先輩が先頭に立ってくださったからこそ，境二中が輝いていたと思います。春は出会いの季節でもありますが，同時に別れの季節でもあります。先輩方と別れるのは非常に辛く，境二中の伝統を引き継いでいけるか不安です。しかし，先輩方から学んだことを忘れず，さらに輝ける学校にするため在校生一堂，日々懸命に取り組んでいくことを誓います。
先輩方。これからそれぞれの道を歩んでいく中で，壁にぶつかることもあるかと思います。しかし，苦しいことがあったら，境二中のことを思い出してください。先生方や仲間との大切な思い出。部活動や学校行事。みなさんの過ごした三年間が人生の糧となり，必ず前進していかれることと信じています。 今まで，本当にありがとうございました。
卒業生答辞
今振り返ると，この中学校生活は長いようで短いものでした。大きな期待と不安で胸がいっぱいだった入学式。一面真っ白な世界を滑り抜けたスキー宿泊学習。集団行動の大切さを学んだ東京班別活動。日本の歴史や文化に触れた京都・奈良への修学旅行。仲間とぶつかりながらもみんなで団結して
Ｗ優勝を目指した体育祭。クラスでひとつになり金賞を目指した合唱コンクール。これらの思い出は昨日のことのように鮮明に覚えています。このような思い出をつくることができたのも，在校生のみなさんと先生方の支えがあったおかげです。私たちを信じ，温かく見守ってくれた先生方。つらいときに励ましてくれる先生。何でも相談できるお兄さんやお姉さんのような先生。私たちは素晴らしい先生方に恵まれました。私たちが生徒主体の活動をすることができたのは，そんな先生方のおかげでした。本当にありがとうございました。
そして，15年間私たちを育ててくれたお父さん，お母さん。いつも困らせたり心配をかけたりしてごめんなさい。いつか自分の力で生きていくことができる，そして恩返しができるような人間になれるよう一歩ずつ進んでいくのでどうか見守ってください。
そして，日々の生活は最高の仲間との最高の中学校生活でした。うれしい時も，つらく悲しいときもみんながそばにいてくれました。みんながいてくれたからこそ楽しく素晴らしい3年間を過ごすことができたんだと思います。そばにいることが当たり前だと思っていたみんなと，これから毎日会えなくなってしまうなんて実感が湧きません。今日という日を境に別々の道へと歩き出すことになりますが，私たちはこれからもずっと友達です。今まで本当にありがとう。
今日の天気のような晴れやかなすばらしい式となり生ました。
ご参列いただきましたご来賓のみなさま，ありがとうございました。
